回避には2種類ある
回避行動には、歩いたり走ったり(Rトリガーを押しながら歩く)してモンスターの攻撃範囲の外に出る「移動」と、回避(PS4なら×ボタン、3DSならBボタン)という2種類があります。
そして、回避には前転するものと、ステップするようにヒョイっと避けるものの2種類がありますが、どちらも性能は同じです。
移動や走る行動には無敵時間がありませんが、回避には無敵時間があります。…が、その時間はわずか6フレーム(0.2秒)。無敵時間があるのは回避開始直後ではなく、前転なら背中が地面に着いた頃くらいに無敵時間になるため、モンスターの攻撃に合わせてきっちり避けるのはなかなか難しいものです。
ただし、この無敵時間はスキル「回避性能」+1で0.3秒と1.5倍。+2を発動させれば0.4秒と、2倍に延びるため、モンスターの攻撃を避けやすくなります。
避けやすい攻撃は、モンスターの攻撃判定がこちらに向かって移動してくるもの。極端な例では、ナルガクルガの尻尾など。ナルガの尻尾は細いために攻撃判定の持続時間が短く、高速で移動していくため、ハンターの身体に触れている時間も一瞬になるからです。
避けられる攻撃は、身体を使ったアタックや、発射した火弾などだけではありません。ハンターが耳を塞いでしまう、咆吼も回避で避けられます。
余談ですが、火山フィールドの溶岩など、立っているだけでダメージを受けてしまうような地形も、前転で避けられます。
緊急回避
回避ボタンを使って回避をする時、「モンスターに背を向けて走りながら」回避ボタンを押すことで、「緊急回避」と呼ばれる回避を行えます。
通常の前転回避であれば抜刀状態でも出せますが、緊急回避は走っている必要があるため、事前に納刀しておかなくてはいけません。つまり、大剣のように頻繁に抜刀と納刀を繰り返す武器種の方が、緊急回避を使いやすいということになります。
外見的にはダッシュスライディングしているように見えるため、「ハリウッドジャンプ」という別名で呼んでいる方もいるほど。
緊急回避と前転/ステップとの違いは、無敵時間の圧倒的な長さ(スキルによる影響は受けず、時間は一定)。判定が長時間持続するモンスターの攻撃を避ける時に使います。
無敵時間が長いのなら、「回避はすべて緊急回避でいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。でも、緊急回避はズザーッと地面にスライディングしてしまうため、そこから立ち上がって再び動き出せるようになるまで、かなり長い時間が必要になります。つまり、回避したあとの反撃はほぼ不可能です。
・回避は、モンスターの攻撃を回避しつつ反撃を狙う時に。
・緊急回避は、反撃は考えず、とにかくダメージを受けたくない時に。
こうした使い分けになります。
緊急回避が出せない瞬間
「緊急回避を出したつもりが、普通の回避になってしまった」という経験がある人は、祝なくないはず。
緊急回避を出す条件は、ハンターが走っていることと、スタミナゲージに余裕があること。そして「モンスターに背を向けていること」という3条件が必要となります。私の経験上、「緊急回避を出したつもりが出せなかった」理由のほとんどは、この「モンスターに背を向けている」条件が満たされていなかった場合がほとんど。
体感的には、ハンターから見てモンスターが真正面にいた場合、前方向や真横方向に向かっていては緊急回避になりません。真横よりは少し手前…ハンターの真後ろを中心に、左右75度くらいの範囲にモンスターがいる時にしか緊急回避が出せません。
余談ですが、この「緊急回避が出せる角度にモンスターを捉えている」間は「モンスターから逃亡している」扱いになり、走った時に消費するスタミナゲージの減りも大きくなります。
いまさら聞けない『モンハン』超基礎
『モンスターハンター』は、アクションゲームとしての腕前に加えて、知識も必要とされるゲームです。アクションが苦手でも、知識に詳しくなくても遊べる間口の広さも魅力ではありますが、狩友と一緒にクエストをばんばん進めていったものの、実は知らないまま今に至っている知識も少なくないのでは…? このサイトでは、今の僕が『モンハン』を始めたばかりの頃の僕に、こんなアドバイスをしたかった…という情報をお届けします!
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